「胸いっぱいの愛を」のあの部分が「ほらほららら」にしか聴こえない人は挙手。

Infromation

Allbum:Led Zeppelin II

Artist:Led Zeppelin

Impression

　この作品は３６時間（４８時間だったかな）で完成させたとか、当時のＺＥＰの勢いを感じさせる逸話がセットになる。この逸話を知ったのは、このアルバムに熱中した後だったけれど、とんでもねえ話だと思った。

　それと最初は「Whole Lotta Love（胸いっぱいの愛を）」は「ほら、ほららら」にしか聴こえなかった。

Whole Lotta Love - Led Zeppelin LIVE! [REALᴴᴰ 1080p✔ 50fps Widescreen]

　レコーディングエンジニアのエディ・クレイマーのおかげで、あちこちで収録したという楽曲がよくまとまっている。この辺を気にかけるあたりが、ジミー・ペイジの「スタジオミュージシャン」としてのセンスを感じる。

Heartbreaker - Led Zeppelin HD (with lyrics)

　所謂「３度省略のコード」によるリフによるハードなサウンドが後世に影響を与えたというけれど、マスタリングの良し悪しもかなり影響していると思う。

Led Zeppelin - Thank You

　地味な一曲ではあるけど「Thank You」はZEPの楽曲で、個人的ＴＯＰ１０に入る。ハードなだけではなくて「Ⅲ」以降のサウンドの千変万化を予想させる。

 数々の逸話とサウンドの良さで、えらく神格化された名盤ではあるけれど、既存の楽曲（ブルースやフォーク）からの剽窃があったこともあり、どの辺りの、どういう方々を怒らせたのかを辿ってみるのも一興。ウィリー・ディクスンに喧嘩を売るとは、大した根性である（笑）

「トラディショナルだと思っていた。」ってペイジ、スタジオミュージシャンが「知らないわけ」はなないと思うんだが。本音は「バレないと思っていた。」か（笑）

２０１４年にリリースされた未発表音源収録のデラックスエディションでは、ZEPのサウンドをベースと多種多彩な楽器で支えたジョン・ポール・ジョーンズ（通称ジョンジー）のボーカルをとった楽曲が収録されている。これは一番驚いた。

　ちなみに本人は相当嫌だったらしく、公開しないでくれたら別荘を譲ると言っていた。どんだけ嫌だったんだろう。

Led Zeppelin 2 [SUPER DELUXE EDITION BOX]