神國名義だ日本ポー
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Impressions
いわば、日本最古のライブアルバム。現代風にするならば「 Live At Paris 1900」といったところ。残念ながら、川上音二郎本人のボーカル(この言い方でいいのか)は収録されていない。本当に「歴史的」な名盤。
この「オッペケペー」は1900年のパリ万博では大好評となり、翌年再度ツアーに赴いたらしい。その際、フランス政府より叙勲されているのだから、日本の商業録音では初の海外賞の受賞作品ということにはならないか。(ならないか?)
えらくエネルギッシュで、ユーモアに富んだ明治の人々のパーソナリティと、当時の「自由」とか「民権」に関する渇望がよくわかる。
反体制の音楽、これはフォーク登場以前の、日本のロックの源流ということにはならいないか。(ならないか?)
こんなアレンジを見つけたけれど、違和感が全くないので、世界初のヒップホップという点はあながち間違いではないのではないか。(そうと言え)
世界最古のヒップホップ 川上音二郎 オッペケペー節 REMIX
- アーティスト: 川上音二郎一座
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1997/12/17
- メディア: CD
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